中1 平田オリザ氏講演会
2024.03.26
報告が遅くなりました。去る3/1(金)、海城学術顧問の平田オリザさんをお招きし、講演会を開催しました。
劇作家として世界的に活躍されている氏を前に、生徒よりも教員が緊張、、、。国語の授業にて、対話に関する氏の文章を読んで学び議論してきたこともあり、中1生たちは講演に熱心に聴き入っていました。
放課後には希望者を対象としたワークショップも。中1生にとって非常に贅沢で貴重な1日となりました。
以下、生徒たちの感想です。
文章を読んだだけだと「対話力」をなぜそこまで重視するのか疑問だったが、今回の講演を聞いて「対話力」は、人生を豊かにするためのものだということを理解できた。とても面白い講演でした。
本当のグローバル能力とは、好奇心などからなる異文化理解ということが印象に残っています。僕は今までグローバル能力とは様々な人たちと様々な言語で話すことだと思っていたので、平田さんの考えに驚かされました。
コミュニケーションは「環境」が大きく関わり、その環境をデザインすることが大切だということに確かにと感じた。また、「イメージの共有」に関しても、「イメージのしやすいもの」を積み上げることで「イメージのしにくいもの」も共有できるようにするのが演劇だという話は今まで聞いたことのない話で面白かった。